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2023.02.18

どうなる?今後の不動産

みなさんこんにちは、いきなりですがタイトルについて今の不動産動向について少しお話しします。肌で感じる状況を私なりに考えていることになります。

まず、ここ2~3年で価格がとても上がりました。気が付けば土地もマンションも中古戸建もみんな上がっている状況です。市場では10年ほど前からリフォーム再販というカテゴリで中古マンションに付加価値を付けて売るビジネスモデルが普及し、中古マンション相場を上げる企業が多く出てきました。これらは現在ももちろん継続していますが、住宅設備の値上がりや職人不足に加えてそもそもの物件を仕入れる際の価格の上昇で、リフォーム後の売出し価格がどんどん上昇しています。(そろそろ限界かなと思います)

同時に新築戸建てを大量に安価で供給するビジネスモデルで急成長した企業もあり、新たな市場と販売形態を造り出しました。私達の暮らす奈良県でも大きな流れになり、それ以前、それ以降というぐらい業界も変化し中古住宅の価格が軒並み下落しました。ところが、これら新築建売も資材の高騰や土地の仕入れ価格の上昇などで圧倒的な価格のメリットが出せなくなり少しづつ中古住宅のメリットが見直されてきました。

そして最後に下がり続けた土地の価格をここ数年で押し上げたのは間違いなくコロナ禍による人の生活スタイルの変化です。(リモートワークの普及で通勤重視ではなくなった事が大きい)

具体的には、奈良に影響を及ぼすのはいつも大阪で、大阪の人が奈良へ土地を求めに来ると「安くて広いやん」と感じるのでそれまで売れ残っていた土地をどんどん買って行って供給よりも需要が増えて価格が引き上げられたという訳です。とはいえ、どこでもという訳ではなく、閑静な住宅地である環境とか、買物や交通においてある程度の利便性が担保されていることが条件ではありますが。。。

このような市況で、購入時期を迎えている中心の年代(30歳台)の方々は、無理をしてでも土地を買ってハウスメーカーで家を建てる夢を実現させる方々。収入に見合う中古住宅を堅実に買う方々。安い中古を購入して自分たちでDIYを楽しむ方々。リゾートマンションや地方の古民家などでリモートワークや自給自足生活をする方々。そもそも独身なので家は持たないからと趣味を活かせる特長のある賃貸物件に高い家賃を惜しまずつぎ込む方々。本当に多様になっていますし、これからも定着するでしょう。

そこで、『不動産屋の私の今の感じ』として、中古マンションのリフォーム済は価格が上がり過ぎたので価格は上限。相場が上がっているからと高く売り出す売主様、さすがに買主様も分かってきています。高額なハウスメーカーの家にあこがれを抱くお客様が買える土地値は限界点。建物予算は落とせないから、土地と外構費用にしわ寄せがきていますし、更に無茶な40年ローンとかも駆使しておられますのでここら辺が限界。で、ここからは家が建てられる価格の土地を供給する。手直しする箇所を絞り込んでも気持ちよく暮らせるリフォーム済みで価格を抑えた中古住宅を供給する。新築当時に価値の高いもの(本当に質の良いもの)。外構などにも非常に費用が掛かっている値打ちのある中古住宅の再生。などを頑張ってやっていくことにします。

それから、仲介での売却としては、はびこる査定サイトの悪しき洗脳で誤解をしている売主様に少しでも本当の売却を提案したい。そして適正な価格で売れる手助けをしたいと考えています。

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