【奈良で不動産売却】売れない高値査定が続けば、不動産市場そのものが歪みます
売主に選ばれるため、実際には売れる見込みの薄い高値を提示する。媒介契約を受けた後は、反響がないことを理由に少しずつ値下げを求める。
このような営業が増えると、影響を受けるのは一人の売主だけではありません。
高値で売り出された物件が周辺に増えると、別の売主もその価格を相場だと考えます。査定する不動産会社も、競合に負けないよう、さらに高い価格を提示するようになります。
一方、買主は高すぎる市場から離れ、「もう少し待とう」と考えます。
売主の希望価格だけが上がり、買主の支払能力との距離が広がる。物件はあるのに取引が成立しない。
これが現在の市場を膠着させている大きな原因の一つではないでしょうか。
取引件数が減れば、不動産会社の媒介獲得競争はさらに激しくなります。
その結果、正直で現実的な査定より、売主に喜ばれる高値査定の方が選ばれやすくなるという悪循環も起こります。
しかし、不動産会社の仕事は、最も高い数字を言うことではありません。
物件の長所と短所を確認し、現在の市場で誰が買うのか、どの価格と条件なら契約が成立するのかを考えることです。そして、売主にとって厳しい内容でも、根拠を示して説明する責任があります。
売却を依頼する際は、査定額だけでなく、「その価格の根拠」「想定する購入者」「売れなかった場合の方針」を確認してください。
奥居不動産事務所では、媒介契約を取るためだけの高値査定は行いません。不動産歴26年の経験をもとに、売主様の利益をできる限り守りながら、実際に成約へつながる価格と販売方法をご提案します。
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