現在まで続いている成長志向。無限の上昇・成長・拡大などはひとつの宗教的な思想となって企業を支配している。

「いま頑張っていれば、いずれ良い未来がやってくる」という希望はもう持てない世界になっている。いつまでも高成長を志向すれば必然的に非倫理的な領域へ行ってしまう。など、とても的を得た話が盛りだくさんでした。最近のモラルのなさが目立つ企業の不祥事なども過剰なノルマやいつまでも右肩上がりな成長を求めるがゆえだと思います。

これからは、文化的価値や量より質などのキーワードが大事な世の中になるはず。。。。なかなか勉強になった本でした。