不動産の価格は5つある!?「結局いくらなの?」を3分で解説
「この土地って2,000万円なんですよね?」
実は、その質問にはすぐ答えられません。
なぜなら、不動産には5つの価格があるからです。
① 実勢価格
「実際に売れる価格」 これが本当の売買価格です。
買いたい人と売りたい人が合意して初めて決まります。
つまり…
市場価格=実勢価格
不動産会社が査定するときに一番重視する価格です。
② 公示地価
「国が発表する基準価格」
毎年3月頃に国土交通省が公表します。
土地の価格の”ものさし”のような存在です。
③ 基準地価
「都道府県版の公示地価」
毎年9月頃に公表されます。
公示地価を補う役割があり、地方の土地も幅広く調査されています。
④ 路線価
「相続税を計算するための価格」
国税庁が発表する価格です。
一般的には公示地価の約80%が目安とされています。
⑤ 固定資産税評価額
「固定資産税を計算するための価格」
市町村が決める価格です。
一般的には公示地価の約70%程度が目安です。
例えばこんなイメージ
実勢価格 2,000万円
公示地価 1,800万円
基準地価 1,780万円
路線価 1,440万円
固定資産税評価額 1,260万円
※実際の割合は地域や土地の条件によって異なります。
つまり…
同じ土地なのに価格が5つあるのは、
**「目的が違うから」**です。
- 売買するための価格
- 相続税を計算する価格
- 固定資産税を計算する価格
- 国が地価の目安として示す価格
- 都道府県が地価動向を把握する価格
それぞれ役割が違うだけで、間違っているわけではありません。

最後に
「固定資産税評価額が1,500万円だから、その値段で売れると思っていました。」
このようなご相談は意外と多くあります。
実際に売れる価格は、周辺の取引事例や需要、建物の状態などを総合的に判断して決まります。
奈良市・生駒市で土地や建物の売却をご検討の方は、「税金のための価格」と「本当に売れる価格」の違いを丁寧にご説明いたしますので、お気軽に奥居不動産事務所までご相談ください。
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