今年も基準地価が公表されました。不動産取引の指標となるデータとして公示地価、基準地価がありますが今回の基準地価も毎年公表されるデータになります。

ところで、このデータ作成には国から依頼を受けた不動産鑑定士さんが関わる訳ですが、彼らは不動産の取引をされるわけではありません。いったいどのようにしてデータ収集をしているのでしょうか・・・それは実際の取引データしか参考になりませんから、地元不動産業者や大手流通業者などの協力なしには出来ません。

私が独立する前にいた不動産会社には時々、不動産鑑定士の方が実勢価格の調査に来られていましたし、非常に低姿勢で菓子折りまで持参してはデータ収集されていました。それともうひとつは、国土交通省から届くアンケート書類です。お客様からよく個人情報が洩れているのか？とご指摘を受けるアレです。何で不動産を買ったことが知られているのか・・・それは気味が悪くて当然ですよね。

そう、法務局で所有権移転登記されたデータが流れているんです。話せば長くなるんでまたの機会にしますが、そもそも登記は誰でも閲覧可能な情報なのです。。。話が横にそれましたが、土地の価格は完全に前から言われている通り、二極化です！誰もが欲しがるところは上がり、そうでないところは文字通りタダでも要らないという時代になってきています。最近の総裁選なんかでは地方再生とか聞きますけど、マジで出来るならやってあげて欲しいですね。