みなさんこんにちは、数日前の新聞からですが、「マンションの修繕積立金の引き上げ上限」という見出しです。要するに新築時は売りやすくするためにかなり低い金額に設定しておいて、いざ数年経過するとこのままでは不足しますから、段階的に上げていきましょう。といういつものパターンが酷くなってきたのでしょう。

管理会社も分譲会社の系列が非常に多いですから、売った後も入居者から修繕工事などを受注するシステムにみんなはまっているだけのことです。私も長年マンション住まいでして、仕事がらこういう構造はよくわかってしまいます。問題は、「住民が人任せにしているから」これに尽きます。修繕積立金も管理費も勝手には絶対上がらないのでいつも多数決を取っています。そう、ポストに入っている資料をたいして真剣に見ずに丸つけてる人が多いから。年に一回の総会でも参加者はごくわずかで他人任せになっています。

分譲会社も管理会社も個別のマンションの事なんて他人事ですから、そりぁこうなります。最近では古いマンションの建て替え要件の緩和とか、議決権の５分の４から４分の３へとかいろいろ区分所有法も変化してるようですが、私的には総会のあり方やある程度は出席をしないといけないとかに変えた方がいいような気がします。