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奈良の不動産市場は二極化?売れる物件・売れにくい物件の差が広がっている

最近の奈良の不動産市場を見ていて感じることがあります。

それは、

「売れる物件は売れる。でも動かない物件はなかなか動かない」

という差が以前より分かりやすくなっていることです。

不動産市場全体が悪いというより、買主が物件を選ぶ目が厳しくなっている。

私はそんな印象を持っています。

同じ奈良市・生駒市でも全然違う

例えば同じ奈良市でも、

駅から徒歩圏の住宅地と、バス便の住宅地。

平坦な土地と、高低差のある土地。

道路との高低差が少ない家と、階段を上がる家。

同じ50坪でも、きれいな整形地と間口の狭い土地。

当然、買主から見た魅力は違います。

以前からあった違いですが、最近はその差がより売れ行きに表れやすくなっているように感じます。

買主は以前よりたくさん比較できる

理由の一つは、買主が簡単に物件を比較できるようになったことです。

スマートフォンで検索すれば、同じ地域の売物件が一度に出てきます。

価格、土地面積、築年数、駅からの距離。

写真も間取りも見比べられます。

そこへ最近は住宅ローン金利の上昇や、リフォーム費用・建築費の上昇もあります。

買主からすると、

「失敗したくないから、もう少し他も見てみよう」となりやすい環境です。

条件のいい物件だけが売れるわけではない

では、駅近で新しい家しか売れないのか。

そんなことはありません。

駅から遠くても、価格とのバランスが良ければ売れます。

建物が古くても、土地として魅力があれば売れます。

リフォームが必要でも、その分価格に納得感があれば購入する人はいます。

結局、重要なのは、「物件の条件と価格が合っているか」のバランスだと思います。

問題なのは、条件では少し劣るのに、条件の良い物件と同じ価格帯で売ろうとするケースです。

そうなると買主は比較して、条件の良い方を選びます。

売れにくい物件ほど「売り方」が必要になる

私はここに、不動産会社の仕事があると思っています。

条件の良い物件を売るのは、実際それほど難しくありません。

問題は、駅から少し遠い。築年数が古い。

土地が大きすぎる。高低差がある。

少し特徴がある。などなど・・・そんな不動産です。

価格を下げるだけではなく、

「この物件なら、誰が買うのか」

を考える。

中古住宅として売るのか。

土地として見せるのか。

リフォーム前提の住宅として提案するのか。

場合によっては買取も比較する。

物件によって売り方を変える必要があります。

2026年秋の奈良の不動産市場を見て思うこと

今の市場は、

「不動産なら何でも売れる市場」ではない。

一方で、

「条件が悪ければ売れない市場」でもありません。

その不動産の特徴を理解して、買主から見て納得できる価格と売り方を考える。

売れる物件と売れにくい物件の差が出ている今だからこそ、私はこの部分が以前より重要になっていると感じています。

奈良の不動産市場を見るときも、

「今、不動産は上がっているのか、下がっているのか」

だけではなく、

「自分の不動産は、今の市場でどう見られるのか」

という視点を持ってみてください。

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