26年間、不動産の仕事をしてきて思うこと。「売れればいい」ではない不動産の世界②
家を手放すときは、みんな少し寂しい
実際に売却をお手伝いしていると、契約(引渡し)が終わったときに、
「これで終わったんだな……」
と、少し寂しそうにされる方がいます。
特にご実家の場合はそうです。
何十年も家族が暮らしてきた家。
子どもの頃の思い出が残っている家。
親が最後まで暮らしていた家。
合理的に考えれば「使わない家だから売ればいい」となるかもしれません。
でも、人の気持ちはそんなに単純ではありません。
だからこそ、私は売却を急かすのではなく、その方が納得して手放せるようにすることが大切だと思っています。

不動産のトラブルは、コミュニケーション不足から起こる
26年間、この仕事をしていると、トラブルにはある程度共通する部分があることにも気付きます。
もちろん、法律や契約上の問題もあります。
しかし、意外と多いのが、
「ちゃんと伝わっていなかった」
というコミュニケーションの問題です。
売主さんが思っていたこと。
買主さんが思っていたこと。
営業担当者が理解していたこと。
この3つが少しずつ違っている。
それが後になって、
「そんな話は聞いていない」
「そういう意味だと思っていなかった」
という問題につながります。
ですので、仲介などは特に「間に入る仕事」ですので聞いたことや知ったことは
相手に伝えなければいけませんし、その内容もごまかすことなく正確にです。
専門家にとっては当たり前のことでも、お客様にとっては初めてのことがほとんど
後味の悪い売却にはしたくありません。
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