ベテランだから安心?不動産売却で本当に必要なのは「経験を更新し続けること」
不動産会社のプロフィールを見ると、
「業界経験20年」
「不動産一筋30年」
といった言葉を見かけます。
もちろん、経験年数は大切です。
私自身も長く不動産売買に携わってきましたし、経験しなければ身につかないことがたくさんあると思っています。
ただ、
「経験が長い=必ず安心」
とも思っていません。
不動産の常識は変わっていく
昔は新聞折込や住宅情報誌を見て、不動産会社へ問い合わせるのが一般的でした。
今は多くの買主がスマートフォンで物件を探します。
法律も変わりました。
相続登記は義務化され、空き家に関する制度も変わっています。
住宅ローン金利や建築費、リフォーム費用など、不動産を取り巻く環境も動き続けています。
さらに今ではAIも不動産実務に入ってきました。
つまり、
20年前の経験を20年間そのまま使っているだけでは、ベテランとは言えない
と私は思っています。
経験は「新しい知識」と組み合わせてこそ生きる

経験の価値は、
「昔こうだった」
と話すことではありません。
過去の経験をもとに、
「では、今ならどうするか?」
を考えられることです。
以前なら解体して土地として売っていた物件でも、今なら中古住宅としての需要があるかもしれない。
以前とは住宅ローンやリフォーム費用の状況が違うかもしれない。
法改正によって確認すべきことが増えているかもしれない。
経験という土台に、現在の知識を重ねて判断する必要があります。
私自身も勉強を続けています
不動産の仕事を長くしていても、
「もう知っているから勉強しなくていい」
という日はありません。
むしろ経験が増えるほど、
知らないことをそのままにしておく怖さ
が分かってきます。
分からないことは調べる。
専門分野なら司法書士、税理士、土地家屋調査士などの専門家にも確認する。
新しい制度や市場の変化も知っておく。
そうやって自分の知識を更新し続けることも、不動産のプロとして必要な仕事だと思っています。
奈良で不動産を売却するとき、
「経験何年ですか?」
と聞くのもいいでしょう。
でも、もう一つ、
「最近、不動産業界で何が一番変わりましたか?」
と聞いてみるのも面白いかもしれません。
経験の長さだけではなく、
その経験を今の不動産売却に使える状態にしているか。
私はそこまで含めて、本当の「経験値」だと思っています。
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