大手と地元の不動産会社、売却を任せるなら何が違う?
前回、大手不動産会社で店舗の統合や再編が進んでいることを書きました。
では、不動産を売却するとき、
「大手と地元の不動産会社、どちらに頼めばいいのか?」
これはよく聞かれる質問です。
私は大手不動産会社にも15年間勤務しましたし、独立して地元で不動産業を始めてからも長くなりました。
両方を経験して思うのは、単純に「こちらがいい」とは言えないということです。
大手には大手の強みがある
大手の強みは、やはり組織力です。
知名度があり、社内の情報網も広い。
契約書類や業務の仕組みも整備されています。
転勤や相続などで遠方から奈良の不動産を売却する場合、「知っている会社だから安心」という方もいるでしょう。
これは大きな強みです。
地元業者だから分かることもある

一方、地域密着の不動産会社には別の強みがあります。
例えば奈良市や生駒市では、同じ駅から徒歩15分でも住宅地によって評価が違います。
坂道、高低差、道路、街並み、昔からの人気。
こうしたことは、データだけを見ても分からない場合があります。
さらに、
「この物件なら誰に売るか」
「住宅として売るか、土地として売るか」
「買取業者ならどこが合いそうか」
といった判断にも地域での経験が生きてきます。
最後は「会社」より「担当者」
ただ、大手でも地元でも最後に仕事をするのは人です。
大手にも非常に優秀な営業担当者がいますし、地元業者なら必ず地域に詳しいとも限りません。
だから会社の看板だけで決めるのではなく、
「この人なら、自分の不動産をきちんと売ってくれるか」
を面談して自分なりに感じてみる。
査定価格より、その説明を聞く。
提案が一つしかないのか、いくつか選択肢を出してくれるのか。
私はそこを見て不動産会社を選ぶ方が、大切だと思います。
大手か地元かではなく、この不動産を誰に任せるか。
店舗再編が進むこれからの時代は、そんな選び方がますます重要になるのではないでしょうか。
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