不動産の相談でAIを使ってはいけない?私が考える上手な使い方
ここまでAIの特性について書きましたが、私はAIを使うこと自体に反対しているわけではありません。
制度の概要を調べる、専門用語の意味を確認する、相談前に質問を整理する。
こうした使い方には大変便利ですし、説明の上手くない人間よりわかりやすいかもです(笑)
例えば、相続した実家について、
「売却前に確認することを一覧にしてほしい」
「仲介と買取の違いを教えてほしい」
「不動産会社に聞く質問を整理してほしい」
と尋ねれば、相談の準備に役立ちます。
一方、AIに任せない方がよいのは、「この家はいくらで売れるか」「解体すべきか」「この契約条件で問題ないか」といった個別判断です。これはやめましょう。
聞かれれば、もっともらしい回答をしてきますから要注意です。
これらは、登記、法令、現地、建物、周辺相場、売主の事情まで確認しなければ答えられません。
AIを使う際は、「答えを決めてもらう」のではなく、「考える材料を集める」ことを目的にするのがよいと思います。そして、AIから得た回答に疑問があれば、そのまま不動産会社へ見せてください。
こちらも、どこまで合っていて、どこからが物件に当てはまらないのかを説明できます。
一番心配なのは、AIの回答だけで売却や相続の方針を決め、後から取り返しのつかない結果になることです。
AIにはAIの便利さがあり、不動産会社には現地を見て責任を持って判断する役割があります。両者を正しく使い分けることが、これからの不動産取引では重要になると思います。
奈良の実家や空き家についてAIで調べても答えが分からなくなったときは、奥居不動産事務所にご相談ください。
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