「値下げしましょう」の前にできること。不動産が売れないときこそ担当者の提案力が分かる
奈良で不動産を売り出したけれど、なかなか買主が決まらない。
そんなとき、不動産会社から、
「そろそろ価格を下げましょう」
と言われることがあります。
もちろん、価格が原因なら値下げは必要です。
しかし私は、
「売れない=値下げ」だけでは少し単純すぎる
と思っています。
まず「なぜ売れないのか」を考える
問い合わせそのものが少ないのか。
問い合わせはあるけれど見学にならないのか。
見学はあるけれど購入申込みにならないのか。
実は、この3つでは原因がまったく違います。
問い合わせがないなら、価格や広告の見せ方に問題があるかもしれません。
問い合わせから見学につながらないなら、資料や説明の仕方を見直す必要があるかもしれません。
見学は多いのに決まらないなら、現地で何か共通して気にされているポイントがある可能性があります。
まずそこを分析する。
値下げを考えるのは、その後です。
売り方を変える方法もある

例えば古い一戸建てなら、
中古住宅として見せるのか。
古家付き土地として見せるのか。
リフォームのイメージを提案するのか。
土地として利用した場合の参考プランを見せるのか。
同じ不動産でも、見せ方によって興味を持つ買主は変わります。
場合によっては仲介だけでなく、買取という選択肢を比較することもできます。
大切なのは、
「今の売り方を続けるか、値下げするか」の二択にしないことです。
提案の数は、経験の数でもある
不動産売買を数多く経験していると、
「このケースなら以前こうした」
という引き出しが増えていきます。
さらに現在の市場や住宅ローン、建築費、法制度などの知識をアップデートしていれば、新しい方法も考えられます。
だから私は、物件が売れないときほど担当者の力量が分かると思っています。
順調なときは誰でも順調です。
予定通りにいかなくなったとき、次に何を提案できるか。
ここが大切です。
奈良で不動産を売却していて、
「もう値下げするしかありません」
と言われたら、一度聞いてみてください。
「値下げする前に、他にできることはありませんか?」
その答えに、担当者の経験と提案力が表れるかもしれません。
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