大手が店舗を減らす時代、地元の不動産会社に求められるもの
大手不動産会社で店舗の統合や再編が進めば、
「これからは地元の不動産会社の頑張りが大切な時代になる」
という見方もあると思います。
更にこれからは、地元の不動産会社にも今まで以上の実力が求められる時代になるのではないでしょうか。
「地元だから詳しい」だけでは足りない
奈良県内で長く営業していれば、地域の相場や住宅地の特徴はある程度分かります。
もちろん、それは大きな強みです。
しかし、不動産を取り巻く環境はどんどん変わっています。
相続登記の義務化、空き家に関する制度、住宅ローン金利、建築費やリフォーム費用。
そしてインターネットやAIによって、売主自身が得られる情報量も以前とは比較になりません。
「昔からこの地域でやっています」
だけでは、信頼を得るのは難しいでしょう。
地元の経験に新しい知識を加える

大切なのは、
地域で積み重ねた経験を、新しい知識で更新し続けること。
例えば古い実家の売却でも、
そのまま中古住宅として売る。
古家付き土地として売る。
解体して売る。
買取を検討する。
場合によっては賃貸や活用を考える。
いくつもの選択肢がありますし、お客様に提案しないといけません。
その中から売主の事情と今の市場に合った方法を考えるのが、不動産会社の仕事です。
そう、コンサルティング能力が求められているのです。
小さな会社だからできることもある
大手には組織力があります。
一方、小さな不動産会社には意思決定の速さがあります。
「この物件なら、こんな売り方をしてみよう」
と思えば、すぐ動くこともできます。
ただし、その自由さを生かすには経験と知識が必要です。
大手の店舗再編が進んだから、地元業者に仕事が回ってくる。
そんな受け身ではなく、
「この地域の不動産なら、この会社に相談してみよう」
と思ってもらえる仕事をすること。
そして自分たちの考えをきちんと発信すること。
これからの地元不動産会社には、そんな姿勢がますます求められるように思います。
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